- 子どもを産むと髪の毛が薄くなるの?
- 髪の毛が抜ける量が気になる!
こんな悩みがあれば、出産後脱毛症(分娩後脱毛症)かもしれません。
今回の記事では、産後脱毛症について、以下の目次でご紹介しています。
産後の抜け毛の特徴
産後の抜け毛の原因
産後の抜け毛には正しい対策法
産後の抜け毛の特徴
産後脱毛症とは、出産後に一時的に抜け毛が増える症状です。
妊娠中から抜け始める方もいますし、出産後から髪のボリュームがなくなってきたと悩む人もいます。
個人差がありますが、多くの方が経験する症状のひとつです。
よくある症状
- ブラッシングで髪の毛が抜ける
- 手ぐしでも抜けた毛が指に絡みつく
- シャンプーをするたびに排水溝が髪の毛でいっぱいになる
- 部分的に地肌が透けている(薄くなってしまった)
自然に治る?
産後の時間の経過に伴い自然に改善する人も多いです。
しかし、半年から1年以上経過しても改善しないという人は、専門店に相談する時期かもしれません。
産後の抜け毛の原因
産後の抜け毛の原因は、3つあります。
ホルモンバランスの乱れ
妊娠中は、女性ホルモンのエストロゲンが急激に増加します。
髪の毛も維持されます。
出産後には、エストロゲンが急激に減少します。
この変化に身体がついてこれない状態が産後の抜け毛の症状。
つまり、出産後の身体が元に戻れば、自然に治る可能性もあります。
育児ストレス
育児は女性の肉体的にも精神的にも大きな負担になります。
- 夜泣き
- 深夜の授乳
- 初めての赤ちゃんのお世話
- 分からないことばかり
- 引きこもりに近い生活
このような時期で、産後うつになってしまう人もいます。
子どもに合わせた生活を送ることで、不規則な生活になります。
頭皮環境の悪化
自分の食事も簡単に済ませてしまうことが多く、栄養バランスが乱れやすくなります。
こうした積み重ねによる血行不良や頭皮環境悪化によって、抜け毛が起こることもあります。
他にも以下のような行動にも注意が必要です。
- 産後ダイエット(栄養首足につながる可能性があります)
- 喫煙や飲酒(毛細血管が収縮しやすい)
自分の望んだことではなくても、高齢出産や難産だった方は、産後の回復が遅れる傾向があります。
もし自分が苦労したと思ったら、焦らずゆっくり体を戻すことを意識することも大切です。
とにかく体に負担を与えない生活を徹底しましょう。
産後の抜け毛には正しい対処法
産後の抜け毛の主な原因が最初は育児だったはずなのに!
「今は育児より抜け毛のほうが気になる」
つまり、ストレスの元凶は「抜け毛、薄毛」
こんな考え方になってしまう人もいます。
ストレスに変わってしまった。
では、どうすればいいのでしょうか?
自然に任せる
精神的なストレスを根本から取り除くのは難しいです。
しかし、深く考えない、考えすぎないことはできるはず。
まずは、「そういうもの」「勝手に治るはず」
こんな感じで受け入れるようにしましょう。
栄養バランスに気をつける
自分の食事を後回しにする気持ちもわかります。
しかし、簡単な食事でも栄養バランスを考えることは可能です。
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正しいヘアケア
髪を洗う時には、すすぎの時間を大切にしてください。
すすぎだけは丁寧に行う
シャンプーの量を使いすぎない
シャンプー後のすすぎは徹底する
お風呂上がりは可能な限り早めにタオルドライとドライヤーで髪を乾かす
この心がけが大切です。
抜け毛を抑えるためには、ストレス回避と頭皮環境を整える事から始めましょう。
誰にも相談できないことがつらいなら、お気軽にご相談ください。
ご相談者様の状況に合わせて今できることをご提案しております。