- 円形脱毛症だと気付いてからずっと治らない
- 一度は改善したのに、また再発した
- 前回とは違う位置にまた新しい脱毛巣ができてしまった
今回の記事では、円形脱毛症を繰り返す原因についてご紹介します。
円形脱毛症とは
円形脱毛症とは、円形の脱毛斑ができる病気。
円形脱毛症の原因
円形脱毛症の原因は、完全に解明できているわけではありません。
- 遺伝
- 自己免疫の異常
- 精神的なストレス
などが関係します。
ストレスが原因になる割合
円形脱毛症の治療を受ける方の約2割は、精神的ストレスの合併があるといわれています。
「少し前に大きなストレスになることがあった」
こんな人は要注意です。
ストレスの影響は時間差があります。
ストレスを受けている時には何も症状がありません。
2~3ヶ月経過して、事態がおさまった後で髪の毛が抜け落ちるのです。
ストレスによる円形脱毛症のメカニズムも完全には解明されていません。
円形脱毛症になる年齢
円形脱毛症は、どの年齢でも起こる可能性があります。
脱毛を起こす原因は、円形脱毛症以外にも考えられます。
- 甲状腺異常
- 全身性エリテマトーデスなどの膠原病(自己免疫疾患)
他にも、
- ダイエット
- 貧血
- 亜鉛不足
- 梅毒
- 頭部白癬
など頭皮疾患をふくめてさまざまな疾病と関係します。
脱毛斑の数が増えたり、広範囲にある人は、他の病気が潜んでいる可能性もありますので、一度チェックすることも大切です。
血液検査等を受けて確認することをおすすめします。
円形脱毛症の診断方法
円形脱毛症は、視診のみで診断されることも多いです。
症状の特徴
- 毛の表面がチクチクしている(一部だけザラザラとした手触りになる)
- 髪の毛の毛根を確認する牽引テスト。(毛根がダメージを受けている状態、毛先に向かって細くなる)かを確認します
円形脱毛症の種類
単発型 | 突然、頭髪に円形またはだねん計の脱毛斑ができる 円形脱毛の中で最も多いパターン 約8割は、1年以内に治癒するといわれています |
多発型 | 円形脱毛斑が2つ以上発生するタイプ |
蛇行型 | 脱毛斑の結合がおこる。 長細く、側頭部から生え際に沿って蛇のように広がるパターン |
全頭型 | 脱毛斑が頭部全体に広がるタイプ |
汎発型 | 症状が進行し、頭髪だけでなく、眉毛、まつ毛、体毛など全身の毛が抜け落ちてしまうタイプ。 最も重度なタイプといわれています。 このタイプは、治療も長期になることが多く、治療の継続だけでなく、ウィッグ(かつら)などを活用し、付き合い方を考えることも大切です |
円形脱毛症を繰り返す原因
円形脱毛症は、2個から3個くらいは同時に発症しても、自然に治ってくることが多いです。
しかし、繰り返すことも多いです。
ストレスによる影響を受けやすいかどうかは性格による影響が大きいです。
この場合は、薬の処方で改善することが困難です。
自分でできること
円形脱毛症になったことがある人が、再発を繰り返さないようにするにはどうすればいいのか?
頭皮環境を整える
自宅で自分でできる取り組みの中でも注意が必要なのは、ヘアケア。
円形脱毛を心配すると、つい帽子やスカーフなどで隠そうとします。
すると、蒸れやすい環境になってしまう。
人目が気になる方は、髪型をアレンジすることをおすすめします。
つむじ周辺など隠すのが大変だと思ったら、お団子ヘア等もおすすめです。
子どもの円形脱毛症
コロナ禍で多くなったのは、子どもの円形脱毛症の相談です。
医療機関の治療を受けてもなかなか改善しなかった。
こんな人の場合、解決方法を模索することにも疲れてしまったという声も聞こえてきます。
子どもが親に相談しにくいという場合もあります。
まずは、自分の子どものストレスの原因を確認するようにしましょう。
もし親子の間でも言いにくいことがあるというなら、第三者に相談をすることをおすすめします。
円形脱毛症がある時やってはいけないこと
円形脱毛症の単発型は、自然に治ることが多いです。
しかし、自分の髪が日々抜けてしまうのは、心理的な負担がかなり大きいです。
早く治す方法はあります
発毛サロン「ヘッドサポート」では、円形脱毛症は9割以上の人が2週間から1ヶ月で改善しております。
なぜこんなに早く治るのだろう?
円形脱毛症の治療法として皮膚科学会でも認められている光線を採用しています。
他にも、マイナスイオン、水素吸引による発毛剤導入など7つのサポートを行っております。
諦める前にまずはご相談ください。
初回は無料カウンセリングと頭皮診断を実施しております。