- AGAクリニックで相談した
- 最初にフィナステリドの処方
- 効かないと言ったら、次はデュタステリド
- プロペシアもザガーロも効かない人はどうするの?
今度は、HARG療法やメソセラピーなど毛髪再生治療【注入療法】の説明を受けることが一般的。
しかし、最初のカウンセリングではこんな発言があったはず。
「多くの人が改善を実感しています。」
「問診表からは、AGAである可能性が高い」
その診断は何だったのだろう?
このままずるずるとクリニックの言いなりで次の治療を受けるしかないのか?
この答えはNOです。
フィナステリドとは
フィナステリドの効果
AGAの原因となる5αリダクターゼの阻害薬。
そもそもAGAとは、テストステロンが5αリダクターゼにより、ジヒドロテストステロン(DHT)に変換されることが問題視されている。
なぜか?
ジヒドロテストステロン(DHT)がヘアサイクルを短くする原因物質と考えられているから。
よって、治療薬として処方されるフィナステリドの主な効果は、以下のとおり。
- 5αリダクターゼの阻害効果
- 抜け毛予防
フィナステリド・デュタステリド配合薬
①プロペシア
②ザガーロ
医薬品名 | 販売開始時期 | 製薬会社 | 特徴 |
プロペシア | 2005年 | MSD株式会社 | 服用を中止すると効果が消失する 継続が必要 |
ザガーロ | 2016年 | グラクソ・スミスクライン | 前立腺肥大症治療薬として開発されていた薬 服用を中止すると効果が消失する 継続が必要 |
つまり、どちらの薬も継続が必須となります。
フィナステリド,デュタステリドが効かない原因
フィナステリド・デュタステリドが効かない原因は共通。
服用方法
プロペシアもザガーロも共通。
1日1回1錠。
飲み忘れた場合、まとめて飲んでも効果が高まることはありません。
正規品を服用していない(偽物)
医療機関で処方を受けている人は除外。
ネット通販【個人輸入】で入手している方は、正規品ではない可能性があります。
パッケージ
医薬品の色
表面に記載の情報
こんな表面的な情報で安心している人は多い。
服用開始からの期間
プロペシアもザガーロも服用開始から効果を実感するまでに6ヶ月程度の時間が必要です。
反対に、6ヶ月で効果が無い場合には、医師の指示を確認するというのが添付文書にも記載されています。
しかし、多くのクリニックは、「様子をみたほうがいい」といっているのです。
AGA以外の薄毛の可能性
効果が無い時、患者様の中には、AGA以外の可能性を考える人もいます。
具体的には、以下のような対象があります。
- 膠原病
- 消化器系疾患
- 過度なダイエット
- ストレス
- ホルモンバランスの乱れ
- 円形脱毛症
男性型脱毛症だと思いこんでいるだけで、実際には間違った頭皮ケアを継続している人も多い。
他にも、偏食ぎみになっていることで、栄養不足になっている人もいます。
曖昧な場合は、医療機関以外でも専門店で相談をすることをおすすめします。
フィナステリドからザガーロへ変更する?
フィナステリドが効かないと相談したら、デュタステリドを勧められた。
こんな流れになるケースは多い。
ここがポイント!
「生活習慣の見直しの指導はない。」
ただ単に薬の種類を変更するという時点で原因へのアプローチが曖昧です。
何のために、初回無料のカウンセリングを受けているのでしょうか?
その人の生活習慣やストレス、食生活などを細かくヒアリングしているはずです。
その上で、その人の症状や生活習慣に合わせた処方を行っているはず。
それが効果が無いから変更という流れは、おかしいと思いませんか?
ミノキシジルなど併用治療薬を使うべき?
フィナステリドの効果が無い人がミノキシジルを服用しても結果は同じことが多い。
なぜか?
抜け毛の改善ができない状態では、毛根が活性化しても髪の毛が耐えられない。
結果的に、初期脱毛が続いてしまい、悪化したという声も聞こえてくるのです。
安易に薬の変更や追加に応じない。
これは、クリニックに通う上でも患者様が注意しなければいけないポイントです。
AGA治療の継続に不安を感じたら?
そもそもAGA治療を必要としているのでしょうか?
薄毛・脱毛症の原因を正しく知ることが大切です。
生活習慣の見直し、ストレスケア、頭皮ケアなどトータルサポートを行っているのは、医療機関だけではありません。
発毛サロン「ヘッドサポート大宮」でも多くの人が薄毛治療を卒業しています。
お気軽にご相談ください。