- 髪の毛が薄くなってきたかも!
- できるだけ早く改善したい
- どうやって治せばいいの?
- どのくらいの期間が必要?
まず自分の症状を知ることから始めましょう。
今回の記事では、びまん性脱毛症の症状や治し方について、以下の目次で解説しています。
びまん性脱毛症とは
びまん性脱毛症は治るのか?
びまん性脱毛症の原因
びまん性脱毛症の対処法
びまん性脱毛症の治療法
びまん性脱毛症の治療期間
改善したい方は発毛サロンへ
びまん性脱毛症とは
びまん性脱毛症とは、女性の脱毛症の中でも最も多いといわれています。
年齢層:20代からシニア世代まで幅広い
症状の特徴:頭部全体の髪の毛が薄くなる
つむじや分け目、前頭部等が薄く見える
びまん性脱毛症は治るのか?
女性のびまん性脱毛症にはさまざまな原因があります。
まずは原因を正しく知ることが大切。
原因を知った上で、対策をすれば、改善します。
びまん性脱毛症の原因
以下のような点に注意が必要です。
- 加齢
- ストレス
- 食生活の乱れ
- 頭皮環境の悪化
加齢
加齢による影響とは?
- 女性ホルモンが減少し始める
- 男性ホルモンが優位になる
- 抜けやすくなる
ストレス
- 外的刺激によるストレスが溜まる
- 自律神経が乱れる
- 交感神経が優位になる
- 血管が萎縮する
- 血流が悪くなる
- 髪や頭皮に栄養や酸素が行き届かない
このような悪循環に陥る可能性があります。
食生活の乱れ
髪の毛の維持、成長に必要な栄養のほとんどを食事から取り入れます。
仕事が忙しい
育児で時間のリズムが崩れる
介護で自分の生活リズムが崩れる
過度なダイエットで食事の量が変わる
食生活の乱れは栄養不足の原因となります。
1日3食を規則正しい時間で摂取すること。
さらに、ファストフードやインスタントメニューばかりにしない。
栄養の偏りは、髪の毛を育てる栄養が不足する原因になります。
頭皮環境の悪化
1日1回シャンプーを使って、頭皮や髪の汚れや皮脂をリセットします。
シャンプー後には、タオルドライとドライヤーで乾かします。
頭皮の環境が悪化すると、正常に髪の毛が生えてきません。
代表的なのは、生乾きのまま自然乾燥をしている状態。
この時間で、雑菌が繁殖するのです。
つまり、頭皮環境が悪化します。
他にも、脂漏性皮膚炎などの皮膚疾患にも関係します。
頭皮のかゆみやフケ、腫れや赤みが気になる人は早期に対処をすることが大切です。
びまん性脱毛症の対処法
- ストレス対策
- 食生活の見直し
- 睡眠時間と質
- 正しいヘアケア
- 喫煙や飲酒
ストレス対策
ストレスは適度には必要です。
しかし、過度なストレスは血行悪化の原因になります。
ストレス対策におすすめしたいのは、睡眠の質の向上。
良質な睡眠は、以下のような効果が期待できます。
- 肥満防止
- ストレス解消
- 肌質の改善
- 記憶の定着
睡眠の質が悪化すると、太りやすい、うつ病や不安障害、生活習慣病の発症リスクが高まるなどのリスクもあります。
まずは睡眠前の生活を見直しましょう。
食生活の見直し
食生活を見直すポイントは、食事の内容。
栄養バランスのよいメニューにする。
1日3食すべてを考えるのは大変ですよね。
まずは、髪の毛の成長に必要な栄養素であるタンパク質、ビタミン、亜鉛の摂取を意識しましょう。
せめて1週間単位で対応しておきましょう。
睡眠時間と質
【睡眠時間】
1日6時間程度は確保するようにしましょう。
髪の毛の成長に関連するホルモンが分泌されるのは、睡眠から90分後といわれています。
つまり、この時間の質を高めるのがポイント。
では具体的にはどうすればいいのでしょうか?
- 入眠から3時間前には、食事を終える
- 入眠から2時間前には入浴を済ませる
- 入眠から1時間前には、スマホ、パソコン、タブレット等の操作をやめる
上記の3つを意識するようにしましょう。
正しいヘアケア
ヘアケアを見直すってどうすればいいの?
頭皮をや髪を洗う時にすすぎを徹底する
刺激の強いシャンプーを選ばない
洗う時には、髪の毛→頭皮の順に洗っていく
さらに、パーマやカラーリング、白髪染め等を行う周期も髪のダメージを観察しながら選ぶようにしましょう。
喫煙や飲酒
喫煙や飲酒はストレス発散の効果もあります。
しかし、デメリットもあります。
【喫煙のデメリット】
- 体内のビタミンCを破壊してしまう。
- 血管を収縮させる(血流を妨げる)
【アルコール摂取】
- アルコールの分解に大量の亜鉛を消費してしまう
- 髪の毛の栄養が不足する
- アルコールが分解された時に発生するアセトアルデヒドによって、髪の毛や頭皮に栄養が届きにくくなる
びまん性脱毛症の治療法
びまん性脱毛症の治し方について、ご紹介していきます。
クリニックの場合
AGA専門クリニックなどで行われているのは、以下のような方法です。
投薬治療:パントガール(内服薬)、パントスチン(外用薬)、ミノキシジル(内服、外用どちらもあります)の処方を行う
注入療法:頭皮に直接必要な栄養を届ける方法。(毛髪再生)とも呼ばれます。
具体的には、HARG療法、メソセラピー、ヘアフィラーなどがあります。
植毛:自分の髪の毛の一部を培養する方法(自毛植毛)又は、人工植毛を植え込む方法。
近年では、自毛植毛が中心です。
発毛サロンの治し方
民間療法では、以下のような方法があります。
光線療法:PUVA療法など日本皮膚科学会でも認められている方法を採用しています。
マッサージ療法:インディアンヘッドマッサージを行うことで頭皮の血行改善や発毛剤導入促進を行っております。
投薬療法:外部で薬の処方を受けている方でも併用することが可能です。
ストレスケア:医療機関ではほとんど行わないストレスケアカウンセリングにも力を入れています。
職場、家族、恋人、恋愛などさまざまな悩みを解消する方法もご提案しております。
薬だけに依存しない。
身体を内側と外側からトータルケア。
これが発毛サロンの治し方です。
びまん性脱毛症の治療期間
びまん性脱毛症治療を受ける際には、最低3ヶ月~6ヶ月の期間が必要です。
人によっては、6ヶ月~1年ほど必要になります。
季節の変化による影響
人間関係のストレスの変化
加齢による体調、体質の変化
など一時的に改善しても継続せずに戻ってしまう可能性があります。
まずは6ヶ月を意識して開始しましょう。
改善したい方は発毛サロンへ
薬を処方するだけ。
頭皮をチェックしてもらったのは、初回だけ。
その後のストレスの相談などは何もできなかった。
こんな人でもお気軽にご相談ください。