- 最近、分け目、生え際、頭頂部が薄くなってきた気がする
- 以前よりも髪のボリュームがなくなった気がする
- 自分なりのヘアケアでは限界を感じている
こんな人から質問が多い内容について、ご紹介しています。
「頭皮マッサージをすれば薄毛は改善するんですか?」
今回の記事では、女性の薄毛は頭皮マッサージをすれば改善するのか?という内容についてご紹介していきます。
頭皮の状態を知ることが大切
自分の密度や本数ばかりを気にしていませんか?
まずは、自分の頭皮環境や髪質を知ることが大切です。
日本人に多い頭皮の特徴
日本人の頭皮のタイプは、2つあります。
- 乾燥肌
- オイリー肌
順にご紹介していきます。
【乾燥肌】
頭皮の色:オレンジやピンクポイ
症状:かゆみやフケがある
生活での癖:頭を掻く
原因
- シャンプーのやりすぎ
- 季節の影響
- 睡眠不足
- ストレス
- ヘアカラーやパーマ
などがあります。
【オイリー肌】
頭皮の色:黄色っぽい
症状:頭皮がベタベタしている、ニキビや炎症がある、全体的にかゆくなる時がある
特徴:においがある
原因
シャンプーのすすぎ残しがある
食生活で脂っこいメニューが多い
頭皮の変化
女性の場合は、妊娠、出産、産後、更年期などによりホルモンバランスが乱れることもあります。
他にも、睡眠不足やストレスなど生活習慣の乱れにより、頭皮環境が変わることもあります。
女性の薄毛の対処法注意点
女性の薄毛、抜け毛の対処は、頭皮のパターンによって異なります。
乾燥肌
ドライタイプの場合、シャンプーのやり方を見直します。
- すすぎを徹底する
- シャンプーを泡立ててから使用する
- 洗浄力の強いシャンプーを使わない
- 強く刺激を与えない
- シャンプー後のすすぎを念入りに行う
これらをじっせんすることで、刺激によるダメージや皮脂の取りすぎに注意しましょう。
オイリー肌
ドライの反対です。
- すすぎを徹底する
- シャンプーを泡立てて使用する
- 指の腹で優しく揉み解すように洗う
- シャンプー後のすすぎを徹底する
- お風呂上り後に自然乾燥させない
頭皮マッサージは薄毛対策になるのか?
頭皮マッサージとは、以下の目的で実践します。
- 頭皮を揉みほぐして柔らかくする。
- 血行を良くする
つまり、簡単にいえば、頭皮のコリを改善するのが目的。
頭皮の凝りがなくなるとスッキリします。(リラクゼーション効果が期待できる)
しかし、血流がずっと良くなるわけではありません。
よって、薄毛、抜け毛が頭皮マッサージだけで改善するわけではありません。
毛穴の詰まりを防止する
毛穴の詰まりを防止する効果はあります。
汚れを浮かせる。
この結果、頭皮の汚れを取り除くのが簡単になります。
しかし、すすぎをしっかり行わないとその効果は実感できません。
頭皮マッサージのやり方注意点
頭皮マッサージはインターネット検索をするとたくさん出てきます。
- やり方
- 揉みほぐしのツボ
- 目安時間
いろいろ書いてありますが、自分でやる時には注意が必要です。
部位ごとの注意点
頭部には、頭頂部、前頭部、側頭部などがあります。
揉み解す時には、筋肉をほぐすイメージで行います。
生え際や側頭部については、目じりや頬、フェイスラインなどに沿って行うことが大切。
自分でできると思っていたけどなかなかうまくできない。
どの程度の強さでやればいいのかわからない
こんな悩みがあれば、まずは発毛サロン等で個別相談を受けましょう。
自分の髪や頭皮の環境を知る
自分のやるべきことを知る
その上で、本当に頭皮マッサージが必要と言われる場合だけ実践するようにしましょう。
リラクゼーション効果と薄毛、抜け毛改善とは違います。
リラックス目的と相性のよいツボ
以下のようなツボを刺激するのは、リラックス効果には有効です。
- 百会:血行促進と育毛効果
- 玉枕:血行促進
- 天柱:ストレス緩和作用
- 附陽:肩こりの緩和
- 湧泉:疲労や冷えに良いといわれているツボ
あくまで、正しい押し方を実践すれば効果が期待できます。
自己流でやるのが不安な方もお気軽にご相談ください。
簡単にできるマッサージ方法
自分の指でやるのは怖い。
もしそうなら、簡単なやり方があります。
それは、ヘアブラシを利用する方法。
ヘアブラシを使うメリット
- 頭皮を傷つける心配がない
- ほどよいクッションになってくれる
- 静電気が発生しにくい
- 1回で複数のスポットを刺激できる
頭皮に軽く押し当てる。
これを何度か繰り返すだけでも問題ありません。
力を入れすぎてしまうかもしれない。
もしこんな不安があれば、自分の指で実践する前に、ブラシを利用しましょう。
マッサージを過信しない
あくまで、マッサージは、一過性です。
自分の食生活の乱れや日常生活の乱れをすべて解消できるわけではありません。
- 食生活
- 睡眠時間
- 過度なダイエット
- 紫外線によるダメージ
- ストレス
など課題がある場合は、マッサージに過度な期待をしない。
自分のちょっとしたリラックスタイムの過ごし方。
このくらいの気持ちで実践することが大切です。