女性にとって、髪は見た目の第一印象にも大きな影響を与える重要なパーツ。
- 老け顔になりたくない
- 若々しくいたい
しかし、最近は男性よりも女性のほうが薄毛や抜け毛に悩む人が多くなっています。
こんな悩みはありませんか?
- 抜け毛が増えた気がする
- 髪のボリュームがなくなってショック
- 前髪の後退が気になる
- 分け目が薄くなってきた
- てっぺんがうすくなってきた気がする
自分で合わせ鏡をしながら、日々の症状の進行を気にしている人も多いです。
実は食生活の乱れが原因かもしれません。
今回の記事では、女性の薄毛や抜け毛に効く食材について、以下の目次で解説しています。
食べ物で薄毛や抜け毛を予防する
髪を産生する栄養素
髪に栄養を届ける成分
女性ホルモンの乱れを改善する栄養素
食べ物と薄毛や抜け毛の関係
栄養バランスの見直しが重要
女性の薄毛治療ならヘッドサポート大宮へ
食べ物で薄毛や抜け毛を予防する
女性の薄毛、抜け毛の原因はさまざまです。
多くの人が、頭皮環境、ホルモンバランスの乱れが主な原因となっています。
食事との関係性
髪を育てるために必要な栄養のほとんどは食事で補充します。
- 髪を生成する
- 栄養を髪や頭皮に届ける
- ホルモンバランスを整える
3つの意識が大切です。
髪を産生する栄養素
髪を育てるために必要な栄養とは何ですか?
タンパク質
亜鉛
順に解説します。
タンパク質
毛髪の80~90%は、「ケラチン」というたんぱく質で構成されています。
タンパク質が不足するとどうなるのでしょうか?
- 髪質の劣化につながります
- 抜け毛の原因になります
タンパク質は、髪の毛だけに必要な成分ではありません。
身体の大部分を構成する重要な栄養素。
つまり、体内での消費と摂取量のバランスが崩れると、髪に必要な栄養素が届かなくなってしまいます。
生命維持に必要な臓器に優先的に運ばれてしまう。
結果的に、毛髪へのタンパク質が不足する。
このようなことを意識しておくことが大切です。
タンパク質が豊富な食べ物リスト
分類 | 食べ物 |
肉類 | 生ハム、鶏ささみ、ローストビーフ、牛もも肉、豚ロース、鶏砂肝、ロースハム、ウィンナー |
魚介類 | イワシ、煮干し、いくら、焼きたらこ、するめ、かにかまぼこ、魚肉ソーセージ等 |
卵類 | 卵黄、ゆで卵、チーズ、卵白、生卵等 |
大豆製品 | きな粉、油揚げや厚揚げ、こしあん、納豆、豆腐、豆乳等 |
乳製品 | チーズ、ヨーグルト、牛乳等 |
亜鉛
亜鉛は、細胞の分化、タンパク質の合成など生命維持に必要な働きを担う成分。
必須ミネラルのひとつです。
体内では生成できない栄養素なので、意識的に取り入れる努力が必要です。
亜鉛を含めた炭水化物、脂質、タンパク質、ミネラルが、5大栄養素です。
成人男性の推奨摂取量は、1日10㎎。
成人女性の推奨摂取量は、1日8㎎。
妊婦の場合は、+2㎎、授乳期には、+3㎎。
亜鉛が豊富な食べ物リスト
分類 | 食べ物 |
魚介類 | 牡蠣、ホタテ貝、うなぎ、さんま、たらこ、煮干し等 |
肉類 | 鶏モモ肉、牛レバー、鶏レバー、牛バラ肉、豚ロース |
卵、乳製品 | 卵、牛乳、チーズ等 |
ナッツ | カシューナッツ、アーモンド等 |
日々忙しい中でも、必要な摂取量を知っておくことで、不足しがちな栄養を意識するようになりましょう。
亜鉛不足になるとどんな症状が出てくるのか知りたい!
以下のような特徴があります。
- 皮膚や爪の異常
- 免疫力の低下
- 味覚障害
- 抜け毛の増加
などが特徴的です。
また、子どもの亜鉛不足は、成長障害にも関係します。
近年では、亜鉛不足と鬱症状の関係も指摘されています。
つまり、身体のさまざまな不調と関係していることがわかります。
髪に栄養を届ける成分
タンパク質や亜鉛を摂取して、頭皮に届けられる環境を作るにはどうすればいいのでしょうか?
この答えは、
血行をよくすること
代謝を高めること
この2つが重要です。
その為に必要なのがビタミンです。
ビタミンの役割
ビタミンの中でも、A,B,C,Eが髪の成長に関係するといわれています。
栄養素 | 食べ物 |
ビタミンA | レバー、バター、卵黄、ニンジン、うなぎ、モロヘイヤ、ほうれん草等 |
ビタミンB2 | 豚レバー、さば、モロヘイヤ、干しシイタケ、鶏や豚,牛のハツ、アーモンド等 |
ビタミンB6 | まぐろ赤身、アボカド、バナナ、かつお、ピスタチオ、焼きのり、豚レバー等 |
ビタミンC | ブロッコリー、赤ピーマン、キウイフルーツ、菜の花、いちご、メープル等 |
ビタミンE | アーモンド、ドライトマト、シソ、ほうれん草、黄大豆、豆乳、ヘーゼルナッツ等 |
それぞれの働きについてまとめています。
栄養素 | 働き |
ビタミンA | 代謝をよくする 不足すると、頭皮が乾燥しやすい 過剰摂取すると、栄養障害を引き起こす可能性もあります |
ビタミンB | 毛細血管を丈夫にする 血行をよくする 全身の新陳代謝を改善する 不足すると、抜け毛の原因やフケの原因につながります |
ビタミンC | 代謝をよくする 炎症を抑える ホルモンの分泌促進 |
ビタミンE | 毛細血管拡張 血行改善 毛母細胞に栄養を送る 髪の成長を促す |
鉄分
女性の場合、月経で不足しがちになるのが、鉄分。
頭皮環境を維持するためにとても重要な栄養素です。
鉄分が不足すると?
- 体内の酸素が少なくなる
- 毛乳頭まで十分な酸素や栄養分が行き届かない
- 毛髪が細くなってしまう
- 抜け毛が増える
という流れがあります。
女性ホルモンの乱れを改善する栄養素
女性の薄毛の原因のひとつである「ホルモンバランスの乱れ」。
女性ホルモンは、髪の成長を促進する作用があります。
しかし、以下のような時期に崩れやすくなります。
- ストレスがたまりやすい
- 妊娠、出産
- 加齢(更年期)
ではどんな食べ物で女性ホルモンのバランスを維持すればいいのでしょうか?
イソフラボン
イソフラボンは、ポリフェノールの一種です。
多くの植物に含まれている天然成分です。
ポリフェノールには、イソフラボン以外にもカテキン、アントシアニンなど複数の種類があります。
イソフラボンは、女性ホルモンと似たような働きをすることが知られています。
そのため、更年期障害の症状軽減などを目的にイソフラボンの摂取を考える人は多いです。
実際に、薄毛の予防や改善に用いられることもあります。
イソフラボンが豊富な食べ物
食べ物 | 平均含有量 |
大豆 | 140.4㎎ |
揚げ大豆 | 200.7㎎ |
豆腐 | 20.3㎎ |
おから | 10.5㎎ |
納豆 | 73.5㎎ |
味噌 | 49.7㎎ |
豆乳 | 24.8㎎ |
女性ホルモンによって、薄毛を引き起こす男性ホルモン「ジヒドロテストステロン(DHT)」の生成を抑制してくれる。
つまり、女性ホルモンが優位になることで、男性ホルモンの影響を弱めてくれるため薄毛にならないのです。
食べ物と薄毛や抜け毛の関係
では、どのような食生活を送ると髪の生成によくないのでしょうか?
血行不良を招く食べ物
例えば、
- 塩分、糖質、脂質、脂が多く含まれている食べ物
具体的には、
- スナック菓子
- 甘い物
- 揚げ物
- 脂っこい物
などには注意が必要です。
他にも、喫煙や飲酒も注意が必要です。
なぜなら、アルコールやニコチンを体内で分解するためには、ビタミンや亜鉛などのミネラルを大量に消費します。
つまり、摂取したビタミンや亜鉛がアルコール等の分解に使われることで不足しやすくなるのです。
栄養バランスの見直しが重要
日頃の食生活を見直すことで、薄毛や抜け毛の対策につながることはイメージができたと思います。
しかし、あくまでバランスが大切です。
今回ご紹介をした食材ばかりを摂取すれば、薄毛・抜け毛が改善するということではありません。
食生活だけを見直すのではなく、生活習慣の中では、睡眠時間、ヘアケア、ストレスなども管理をすることが大切です。
女性の薄毛治療ならヘッドサポート大宮へ
女性の薄毛、抜け毛にお悩みの方は、発毛サロンでご相談ください。
当サロンでは以下のような施術を行っております。
- ヘッドマッサージ
- 光線療法
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- ストレスケアの専門カウンセリング
ぜひお気軽にご相談ください。