- 50代になって急に髪の毛が薄くなってきた気がする
- 抜け毛が増えた気がする
- 髪のボリュームがなくなった
- 髪の毛が細くなってきた気がする
- 髪の毛のハリやコシがなくなった
50代になってからの髪質や髪の毛の変化が気になる方向けに情報を公開しています。
今回の記事では、50代女性の髪が抜ける,薄毛の原因について以下の目次でご紹介しています。
更年期とは
更年期の女性と抜け毛の関係
更年期の女性の薄毛対策
更年期とは
更年期とは、閉経の前後10年間のこと。 一般的には、45歳から55歳を更年期世代と呼びます。
更年期の特徴
以下のような症状があります。
- 抜け毛が増える
- 髪が細くなる
- 1つの毛穴から生える髪の毛の本数が減る
- 髪のハリやコシがなくなる
- 髪全体のボリュームがなくなる
- 前髪が立ち上がらない
- 分け目が目立つ
- 髪がうねる
- 生え際がふんわりしない
- 地肌が透けて見える
- スタイリングが崩れやすい(維持できない)
更年期と髪の悩みの関係
更年期になると、ヘアサイクルが乱れる。
ヘアサイクルとは?
毛髪は、以下のようなサイクルを繰り返します。
名称 | 特徴 |
成長期 | 髪が成長する段階 毛母細胞の分裂が活発になる時期 髪全体の85~90%とされています |
退行期 | 成長期の次の段階 毛乳頭細胞の働きが低下する時期 毛乳頭細胞が毛母細胞から離れていく 髪への栄養供給が弱まります 髪の成長が遅くなります 髪全体の1%程度 |
休止期 | 髪の成長が完全に止まる時期 毛乳頭細胞が縮小 髪への栄養のお供給が止まる時期 髪全体の10~20%程度 |
以上のサイクルが、おおよそ3ヶ月~4ヶ月を1サイクルで活動しています。
つまり、3ヶ月経過することで、次の髪の毛が生えてくる時期になるのです。
このヘアサイクルを正常に保つのが、女性ホルモンのエストロゲン。
- 更年期になると、エストロゲンが減少する
- ヘアサイクルが乱れる。
- 成長期が短くなる
- 早く抜けてしまう
- 休止期が長くなる
- 次の髪の毛が生えてこない
この流れで薄毛になっていくのです。
更年期の女性と抜け毛の関係
女性ホルモンのエストロゲンの働きには、新陳代謝も関係します。
一般的には、ターンオーバーと呼ばれています。
20代では、28日周期。
50代では、45日周期。
つまり、頭皮も肌も生まれ変わるまでに時間がかかるのです。
さらに、紫外線等によるダメージも関係します。
回復力が低下する。
夏の紫外線によるダメージの修復が間に合わない。
この結果、9月から11月にかけて抜け毛が発生。
12月以降になってもなかなか回復しないという状態につながります。
薄毛になりやすい女性の特徴
更年期で薄毛に悩む女性の生活習慣の特徴をまとめてみました。
- 髪のブリーチを繰り返している
- 市販のカラー剤で毛染めを繰り返す
- 無理なダイエットを経験している
- 冷え性
- ストレスが多い
- 喫煙者
- お酒を1週間に350ml缶で7本以上飲む
- 不規則な生活が続いている
- 栄養バランスが良いとは言えない
- 髪を毎日洗わない
以上のような生活習慣も薄毛、抜け毛に関係します。
更年期の女性の薄毛対策
更年期に薄毛や抜け毛に悩まないようにしたい!
まず何から始めればいいのかわからない。
こんな人は、まず発毛サロンなど専門店で頭皮の環境や今の状態を知ることから始めましょう。
更年期の薄毛予防
- ストレス対策
- 食生活の見直し
- 睡眠時間と質
- 正しいヘアケア
- 喫煙や飲酒
ストレス対策
ストレスは適度には必要です。
しかし、過度なストレスは血行悪化の原因になります。
ストレス対策におすすめしたいのは、睡眠の質の向上。
良質な睡眠は、以下のような効果が期待できます。
- 肥満防止
- ストレス解消
- 肌質の改善
- 記憶の定着
睡眠の質が悪化すると、太りやすい、うつ病や不安障害、生活習慣病の発症リスクが高まるなどのリスクもあります。
まずは睡眠前の生活を見直しましょう。
食生活の見直し
食生活を見直すポイントは、食事の内容。 栄養バランスのよいメニューにする。
1日3食すべてを考えるのは大変ですよね。
まずは、髪の毛の成長に必要な栄養素であるタンパク質、ビタミン、亜鉛の摂取を意識しましょう。
せめて1週間単位で対応しておきましょう。
睡眠時間と質
【睡眠時間】 1日6時間程度は確保するようにしましょう。
髪の毛の成長に関連するホルモンが分泌されるのは、睡眠から90分後といわれています。
つまり、この時間の質を高めるのがポイント。
では、具体的にはどうすればいいのでしょうか?
- 入眠から3時間前には、食事を終える
- 入眠から2時間前には入浴を済ませる
- 入眠から1時間前には、スマホ、パソコン、タブレット等の操作をやめる
上記の3つを意識するようにしましょう。
正しいヘアケア
ヘアケアを見直すってどうすればいいの?
- 頭皮や髪を洗う時にすすぎを徹底する
- 刺激の強いシャンプーを選ばない
- 洗う時には、髪の毛→頭皮の順に洗っていく
さらに、パーマやカラーリング、白髪染め等を行う周期も髪のダメージを観察しながら選ぶようにしましょう。
喫煙や飲酒
喫煙や飲酒はストレス発散の効果もあります。 しかし、デメリットもあります。
【喫煙のデメリット】
- 体内のビタミンCを破壊してしまう。
- 血管を収縮させる(血流を妨げる)
【アルコール摂取】
- アルコールの分解に大量の亜鉛を消費してしまう
- 髪の毛の栄養が不足する
- アルコールが分解された時に発生するアセトアルデヒドによって、髪の毛や頭皮に栄養が届きにくくなる
まずは、昔やっていた当たり前の生活を続けるようにしましょう。
自律神経のバランスが整っていないと思ったら、睡眠から見直す。
眠りが浅いと思ったら、入眠前の数時間から生活を見直す。
睡眠時の成長ホルモンの分泌を正常化させることを目指しましょう。
その為に何をすればいいのか?
発毛サロン「ヘッドサポート大宮」では、お客様の生活習慣や頭皮環境に合わせて、個別サポートを実践しております。
お気軽にご相談ください。