- 髪の毛がなかなか伸びない
- 髪の毛を早く伸ばしたい
こんな悩みを抱えていませんか?
まずは髪の毛が伸びる長さについて、メカニズムを知ることから始めましょう。
髪の毛が伸びる仕組み
髪の毛が伸びるというのは、どういうメカニズムなのか?をご紹介します。
ヘアサイクル
ヘアサイクルとは、髪の毛が成長して、生え変わるまでの一連の流れのこと。
成には、成長期、退行期、休止期という3つがあります。
順に解説していきます。
成長期
成長期とは、髪の毛が成長する段階。
頭髪全体の中でも8割~9割がこの対象となります。
この時期は、毛母細胞が活発なため、髪の毛がどんどん成長します。
移行期
移行期とは、成長期の段階を終えた状態。
毛母細胞の働きが低下する時期です。
つまりは、髪の毛が成長しづらい段階です。
すると、毛乳頭細胞が毛母細胞から離れていくのです。
よって、栄養の供給や毛乳頭細胞からの指令が途絶える。
退行期の期間は、2~3週間程度。
髪全体では、1割~2割程度となります。
休止期
休止期とは、髪の成長が完全に止まっている段階です。
【特徴】
- 毛乳頭細胞が縮小
- 指令や栄養の供給の停止
- 期間は2ヶ月~3ヶ月程度
- 全体の1割から2割程度
この後には、また成長期に入り、毛乳頭細胞の活動が再開します。
退行期
髪の毛が抜ける時期になります。
髪の毛が1日、1ヶ月で伸びる長さの目安
髪は1日に0.3㎜~0.4㎜成長すると言われています。
つまり、1ヶ月では、0.3×30日=1cm前後の成長が見込まれます。
1年では、約15cmほど伸びるのが一般的です。
部位による違い
人によっては、前髪のほうが伸びるのはが早いとか後頭部や側頭部の髪が伸びるのが早いと感じているかもしれません。
一般的には、後頭部や側頭部は、伸びるのが速いと言われています。
前髪は、目にかかる長さという目安があるため、速度の実感に差が生じやすいです。
髪の毛が早く伸びる方法
髪の毛の成長を促進するためには、髪と頭皮を健康に保つことが大切です。
適切なヘアケア
頭皮が汚れている状態では、毛穴に皮脂や汚れが詰まりやすくなります。
頭皮環境の悪化は、髪の毛の成長を妨げます。
頭皮を清潔に保つことが大切です。
栄養バランスのよい食事
髪の毛を成長させるために必要な栄養の多くは食べ物から摂取します。
栄養バランスが崩れた食生活を送ることで、栄養が不足しやすい環境になります。
育毛剤を使用することも大切ですが、日ごろの食事のメニューを意識することが大切です。
睡眠時間と質
髪の毛の成長に関係する「成長ホルモン」が最も多く分泌されるのが、就寝時。
成長ホルモンは、髪の毛を伸ばすだけでなく、自己修復や回復などさまざまな作用があります。
つまり、睡眠の質が低下していると、自律神経が乱れます。
自律神経が乱れることで、血行不良になります。
結果的に、髪の毛や頭皮に栄養が行き届かない状態になり、髪の成長を妨げます。
髪の毛を早く伸ばすには新陳代謝を活性化
髪の毛を成長させるためには、ターンオーバー(新陳代謝)が正常に働く環境をつくることが大切です。
ターンオーバーが崩れると、頭皮が乾燥したり、皮脂の過剰分泌が起こりやすくなります。
頭皮環境の悪化は、髪の毛の成長を妨げる原因になります。
健康な頭皮と髪を維持するためにやるべきこと
まず自分の頭皮や髪の毛の状態を正しく知ることが大切です。
傷んでいるとは思っていない。
体は元気だから何も問題はないはず。
しかし、実際には、首のコリや肩こり、眼精疲労などを感じているという方も多いです。
薄毛、抜け毛になる前に、まずは自分の頭皮環境や生活習慣をプロに相談することも大切。
ヘッドサポートでは、無料カウンセリング時に生活習慣、ストレス、頭皮ケアを含めた問診をさせていただいております。
- 自分の日常生活の中で見直した方が良いこと
- 自分の髪や頭皮は今どうなっているのか?
改善方法や対策方法を探すよりも先にまずは自分の現状を正しく理解することが大切です。