- ドラッグストア(市販)の育毛剤は効果がない
- ネット限定販売の育毛剤は効かない
- 産毛が生えたと思ったらすぐに抜けた
こんな声が多い。
今回の記事では、育毛剤について解説します。
育毛剤の効果【発毛剤と何が違う?】
育毛剤とは、今生えている髪の毛を健康に保つことが目的。
つまり、簡単にいえば、生えてこないから生えるようにする薬ではありません。
育毛剤の利用目的
- 髪にボリュームがない
- 髪にハリがない
上記の悩みの人には、使用する意味があります。
しかし、
- 抜け毛が目立つ
- 薄毛が気になる
- 毛量を増やす
上記の人には何も意味が無いのです。
育毛剤の成分
育毛剤にはどんな成分が配合されているのか?
毛髪を成長させる成分
- ミノキシジル:血管拡張成分
- アデノシン:プリン塩基の一種であるアデニンがD-リボース(糖)と結合したもの。拡散、補酵素などの材料になる必要な生体物質
- センブリエキス:リンドウ科の植物から抽出したエキス。
- ビタミンE(トコフェロール類)など
頭皮環境を整える成分
- アラントイン
- グリチルリチン酸2K
- アスコルビン酸(ビタミンC)
頭皮環境を整えるために必要な働き
- 炎症を抑える
- 皮脂の分泌をおさえる
- 乾燥予防
上記のような症状に効果がある成分が配合されています。
抜け毛を予防する成分
- ヒオウギエキス
- ノコギリヤシ
- 冬虫夏草エキス
- t-フラバノン
育毛剤の副作用
育毛剤が合わないのかも!
こう思ったら、以下の点をチェックしましょう。
よくある副作用
- 頭皮の痒み、炎症
- フケが出る
- 湿疹(できもの)
上記のような症状が出た際には速やかに使用を中止するようにしましょう。
「おすすめ」は要注意
インターネット上では、医師監修の記事で市販や通販商品を紹介しているコラムが多くなりました。
しかし、「おすすめ」には疑問が多い。
頭皮診断をしていない
- 乾燥肌なのかオイリー肌なのかもわからない
- 薄毛や抜け毛の原因も確認していない
こんな状態で、どんな人でも使えますというのは疑問がありませんか?
- AGAなのか、AGA以外の可能性があるのか?
- フケはあるのか?(フケのタイプは?)
- かゆみや炎症で、外用薬を使用しないほうが良い状態の可能性は?
まずは、専門店で頭皮診断を受けるようにしましょう。
安易に公式サイトへアクセスをするのはおすすめできません。
育毛剤関連のよくある質問
育毛剤はどうやって使うべき?
買ってみたけど使い方がよくわからない。
今のやり方で良いのかな?
こんな疑問にお答えします。
正しい使い方
- 洗髪をする
- ドライヤーで髪を乾かす
- 髪の毛をかき分ける
- 頭皮に直接塗布する
- 1から2分放置して、浸透させる
注意点
- 生乾きの状態で使用しない
- 髪の毛を分けないまま塗布しない
- 塗布したあとに早く乾かすためにドライヤーを使用しない
お試し期間の目安
お試しというのは、4ヶ月~6ヶ月が目安。
なぜ?
育毛剤の効能は、毎日使用する最低目安が記載されています。
つまり、30日、60日、90日以内の返金保証というのは、意味が無いのです。
むしろ、使用を中止するとさらに悪化するかも!
こんな不安がストレスに変わる。
結果的に、ずるずると使い続けるような状態になってしまう人も多いのです。
無駄な出費をしたくない方へ
育毛剤に過度な期待をしない!
抜け毛や薄毛の原因を知る!
生活改善を含めたトータルケアを心がける
3つが必要です。
過度な期待をしない
育毛剤はネット上でもたくさんの商品が出てくる。
でもそれぞれ配合成分が異なる。
なぜでしょうか?
結局、どの成分が有効なのかが曖昧だから。
抜け毛や薄毛の原因を知る
AGA治療薬が効かない人の4人中3人はAGA以外の可能性があります。
このようなデータがあるのに、事前のAGA検査は、遺伝子検査。
その結果も本当に正しいのかすら曖昧。
まずは頭皮環境を第三者機関に確認してもらうことが大切。
生活改善を含めたトータルケア
血行不良の原因は健康上にもよくない
栄養バランスが崩れた食事も栄養不足につながる
ストレスを溜めることは自律神経や精神疾患などの原因につながる
薄毛、抜け毛の症状だけの問題ではありません。
人生100年時代に少しでも健康で元気な状態を維持するためには何が必要なのか?
自分の生活をもう一度見直すきっかけにしましょう。