- 仕事が忙しくてストレスがやばい!
- 育児ストレスで毎日がしんどい
- 介護や嫁姑問題でイライラする!
自分の髪の毛が薄くなってきたのはストレスのせい?!
こんな悩みについて、解説します。
日ごろのストレスを受けやすいと感じている人はチェックしてください。
ストレスによる悪影響
- 自律神経の乱れ
- ホルモンバランスの乱れ
- 体内の亜鉛の消耗
順に解説します。
自律神経の乱れ
外的なストレスを強く受ける(死別、恋愛の破局、離婚等)
長期間のストレスを受ける(いじめ、職場の悩み、人間関係等)
上記の経験は、自律神経の乱れにつながります。
- 外部からの刺激を受ける
- 交感神経が活発になる
- 呼吸や心拍が速くなる
- 末梢血管が収縮する
- 消化器系の機能が抑制される
- 食欲不振になる
- 末端の部分の栄養や酸素が不足する
ストレスを解消している時にはどうなるのでしょうか?
- リラックスする
- 副交感神経が活発になる
- 呼吸や心拍が落ち着く
- 末梢血管が拡張する
食欲がない
胸やけが続いている
など内臓機能の変化を感じた時には、身体のサインかも!
こんな時には、「自分なりのリラックス方法」を見つけるようにしましょう。
ホルモンバランスの乱れ
強いストレスを感じると、男性ホルモンの分泌が過剰になります。
- 体内のホルモンバランスが崩れる
- 皮脂が過剰分泌される
- ニキビや肌荒れなどの肌トラブルの原因になる
- イライラする、うつ状態になる
精神面の悪影響につながる可能性もあります。
体内の亜鉛の消耗
ストレスを受けると、体内で活性酸素が発生します。
- 活性酸素により、身体が酸化される
- 老化が進む
- 活性酸素を除去するために亜鉛を消費する
- 末端である髪の毛や頭皮に必要な亜鉛が不足する
結果的に、髪の毛に必要な栄養のひとつである亜鉛が不足するのです。
抜け毛の原因とストレスの関係
ストレスで髪の毛が抜けるなんてことは本当にあるの?
メカニズムを知ることで、納得できるはず!
頭皮の血行不良
- 交感神経が活発化
- 末梢血管が縮小
- 頭皮や髪の毛に栄養が行き届かない
- 健康な髪の毛を維持できない
- 新しい髪の毛を育てにくくなる
頭皮環境の悪化
- 男性ホルモンが活性化
- 皮脂の分泌量が増加
- 頭皮の毛穴を塞いでしまう
- 雑菌が繁殖しやすい
べたつく、かゆみ、フケなどの原因にもつながります。
毛髪の成長に影響
髪の毛は、タンパク質の一種である「ケラチン」で作られています。
ケラチンを生成に欠かせないのが、「亜鉛」
活性酸素除去のために亜鉛を消費する。
髪の毛の成長に必要な栄養が不足する
結果的に、薄毛や抜け毛が進行します。
ストレスが原因で髪が抜けやすい人の特徴
ストレスは誰でも感じている。
なぜ自分だけ?
まずは以下の点をチェックしましょう。
食生活の乱れ
食生活の乱れは、栄養不足につながります。
髪の毛に必要な栄養のほとんどが毎日の食事によってコントロールされています。
ストレスで亜鉛を消費する
食事から亜鉛が摂取できない
必然的に、栄養不足になります。
結果的に抜け毛がひどくなっていくのです。
睡眠不足
ストレスを抱えたことで、
- 不眠
- 眠れない
- 寝つきが悪い
等の悩みはありませんか?
髪の毛の成長に欠かせない「成長ホルモン」は入眠から90分後に最も多く分泌されることがわかっています。
つまり、睡眠の質が低下すると、成長ホルモンの分泌にも悪影響を与える。
運動不足
- デスクワーク中心
- 在宅ワーク(リモートワーク)
- 未就学児童の子育て中(育休中)
上記の他にも、
- エスカレーターやエレベーターを利用する
- 自家用車や公共機関の利用による出勤をしている人
ほとんど運動していないという自覚がある人も要注意。
運動不足は血流悪化の原因になります。
特にパソコン、スマホ、タブレット等目を酷使することで、頭皮の血流の悪化を招きます。
ストレスによる抜け毛の症状
ストレスのせいで髪の毛が抜けている人はどんな症状になるの?
抜けた髪の確認方法
- 髪の毛にコシがない
- 細くて柔らかい
- 毛根が膨らんでいない
- 毛根が黒っぽい
上記のような特徴があれば、ストレスが原因の可能性があります。
ストレスで抜け毛が悪化している?
女性の抜け毛は、ストレスだけが原因ではありません。
日常生活の中で注意するべきことがたくさんあります。
産後のホルモンバランスの乱れ
妊娠中は、女性ホルモンのエストロゲンが急激に増加します。
髪の毛も維持されます。
出産後には、エストロゲンが急激に減少します。
この変化に身体がついてこれない状態が産後の抜け毛の症状。
つまり、出産後の身体が元に戻れば、自然に治る可能性もあります。
紫外線ケア
夏の紫外線ダメージは秋冬の抜け毛に関係します。
間違ったヘアケア
社会生活を送る中で、シャンプーやトリートメント等のヘアケアに時間をかけたくないという声も多い。
自然乾燥が多い
ドライヤーはめんどくさい
などの声も多い。
毎日シャンプーもドライヤーもしっかりケアしている。
こんな人でも自分の髪や地肌に合わないシャンプーを使っていたり、ゴシゴシ洗いすぎていたら、ダメージが蓄積してしまう。
髪型(ヘアスタイル)
以下のような髪型をしていませんか?
- ヘアピンやヘアバンドできつく髪をまとめている
- ポニーテールなどのヘアスタイルを無理に作っている
髪を強く引っ張っている状態を続けると頭皮や髪にストレスを与えることになります。