- 血行を良くしたい
- 冬になると冷え性に困っている
- 夏もエアコンで簡単に手足の末端が冷たくなってしまう
血の巡りが悪いと、全身の隅々まで酸素や栄養が行き渡らない。
血液もドロドロになってしまう。
結果的に全身の血流も滞ってしまいます。
サラサラな血液を作り出すには、毎日の食生活が大切。
血液がドロドロになる原因
血液がドロドロになる原因は、2つ。
- 食べすぎ
- 飲みすぎ
順にご紹介します。
食べすぎる人の特徴
- 無意識のうちに糖質中心の食事になっている
- 糖質を制限しすぎている
- タンパク質が不足している
- 食物繊維が不足している
- 肉や脂質を摂りすぎている
- 昼食を欠食している
- 早食い
- 夜更かしで睡眠不足になっている
以上の生活に当てはまる人は要注意です。
食べ物の選び方はもちろんですが、食べ方も注意が必要です。
飲みすぎる人の特徴
以下のような人は注意が必要です。
- 日中に強烈な眠気
- 仕事や学業に支障をきたすことがある(睡眠不足)
- 「頭の中が終始忙しくて困っている」
こんな人は、ADHDのリスクが潜んでいます。
ADHDとは、「注意欠如・多動症/多動性障害」とも呼ばれています。
- 集中力がない
- じっとしていられない
- 思いつくと行動してしまう
などの症状がみられる障害です。
血液循環が悪い人に多い症状
以下のような症状がれば、血流が悪くなっているサイン。
- 肩こり
- 腰痛
- 関節痛
- 頭痛
- 倦怠感
- 冷え性
- むくみ
- 赤ら顔
- 吹き出物ができやすい
- 脱毛が多くなった
- 頭髪が薄くなった
- 傷あとが治りにくい
- 手のひらが赤い
- ぶつけるとアザになりやすい
- 耳鳴り
- 鼻の頭が赤い
- 歯茎の色が赤黒い
- 舌の色が赤黒い
- 目が充血気味
- 便秘がち
- 生理不順がひどい
等があります。
血流をよくする食べ物
血液をサラサラにする食べ物に欠かせない栄養素があります。
- クエン酸
- EPA
- ポリフェノール
- アルギン酸
- ビタミンE、C
順に解説します。
クエン酸
豊富な食べ物
- 梅干し
- レモン
- オレンジ等柑橘系の果物
働き
- エネルギー代謝経路d絵ある「クエン酸回路」を活性化させる
- ミネラル吸収促進
- 美肌効果(新陳代謝を活発にする)
- ダイエット効果(代謝アップ)
- 食欲増進(唾液や胃液の分泌を促進)
EPA
豊富な食べ物
- いわし
- さば
- あじ
- さけ
- さんま
働き
- 炎症を冴える
- 肝臓から血液中に中性脂肪が出ていくことを防ぐ
- 血液中の中性脂肪が消えていくのを促す(中性脂肪を下げる効果)
ポリフェノール
豊富な食べ物
- 赤ワイン
- ブルーベリー
- ナス
- カシス
- ブドウ
- 緑茶
- 紅茶
- ココア
- チョコレート
- そば
- 柑橘類
- 玉ねぎ
- 玄米
- 豆類
- ターメリック
- ショウガ
- コーヒー
効果
- 抗酸化作用
- 活性酸素などの有害物質を無害な物質に変える
- 視力回復
- 血圧低下
- 動脈硬化予防
- 美肌効果
- アレルギーの改善
- 毛細血管強化作用
- 肝臓を保護する
- 美容作用
- 脂肪の消費アップ
アルギン酸
豊富な食べ物
- 昆布
- わかめ
- ヒジキ
- もずく
効果
- 血圧の上昇を抑制する
- コルステロール地を下げる
- ダイエット効果
- 動脈硬化予防
ビタミンE、C
ビタミンEが豊富な食べ物
- 卵
- アーモンド
- オリーブオイル
- アボカド
- 大豆
- うなぎ
- かぼちゃ
1日の摂取量目安
30~49歳男性:6.0㎎・女性5.5㎎
ビタミンCが豊富な食べ物
- アセロラ
- いちご
- ゆず
- キウイフルーツ
- かき
効果
- 抗酸化作用(E)
- 動脈硬化の血栓予防(E)
- 血圧の低下(E)
- LDL(悪玉)コレステロールの減少(E)
- 細胞膜を健全に保つ(E)
- 皮膚や細胞のコラーゲンの合成不可欠な栄養素(C)
- 鉄の吸収促進(C)
- 免疫力の強化(C)
- 体内に侵入した遺物を退社する酵素の活性化(C)
- 抗酸化作用(C)
- 心疾患予防
身体を温める食事も心がける
血液をサラサラにするには、体を温める食品を摂取することも大切です。
代表的な食材
- トウガラシ
- シナモン
- タンパク質が豊富な肉や魚
私たちの身体は、発生した熱を散らすために、血流を活性化させます。
タンパク質は、大きな熱を生み出します。
肉と魚では、魚がオススメです。
血流悪化になる食生活
以下のような食生活には注意が必要です。
- 主食が肉中心
- 天ぷらやフライ中心
- 間食が多い
- 飲酒量が多い
主食が肉中心
タンパク質摂取に欠かせない肉。
しかし、肉に含まれる動物性脂肪に注意が必要。
動物性脂肪は、中性脂肪やコレステロールなど血流悪化の原因物質が含まれている。
つまり、主食にして食べすぎることは避けたい食品です。
天ぷらやフライ中心
魚を食べる際、調理方法にも注意が必要です。
揚げ物にしてしまうと、コレステロール値が上昇します。
長時間油で加熱すると、EPAが溶け出します。
結果、食べているのに、効果を実感できない。
魚を食べる際は、
- 刺身
- 塩焼き
- ムニエル
等を選択するようにしましょう。
間食が多い
間食として、高カロリーのお菓子を食べていませんか?
この食生活は、肥満の原因にもつながります。
他にも、高血圧、動脈硬化のリスクも高めます。
間食をすることが、次の食事での消化、吸収にも悪影響を及ぼす。
飲酒量が多い
晩酌が楽しみという方もいると思いますが、量に注意が必要です。
お酒と一緒につまみを用意すると、それだけで脂質やカロリーがオーバーする原因となります。
他にも、
- コレステロール、中性脂肪を増加させる
忘年会や新年会、歓迎会等がある時には、食事、お酒の量と早めの時間に切り上げるようにしましょう。